第2回沖縄フロンティア戦略会議を傍聴してきました。

~“沖縄力”による成長戦略イメージ(10年後)を目指して~

沖縄総合事務局の主催する第2回沖縄フロンティア戦略会議(座長・知念榮治県産業振興公社理事長)が2月25日、那覇市内のホテルで開催されました。
沖縄フロンティア戦略会議 002

会議の目的は「国際物流拠点産業集積地域の更なる利活用や産業イノベーション地域制度の利用拡大を視野に、沖縄の地理的優位性を活かした新たな成長戦略策定及び具体的な方策を提言として取りまとめる」こと。

会議冒頭で「沖縄は政府の成長戦略の一翼を担う」と槌谷祐司沖縄総合事務局長が挨拶で述べるなど、新たな提言取りまとめに大きな期待が感じられました。
沖縄力成長戦略イメージ

「那覇港の課題と可能性」を含め6人の委員からの具体的な提言発表のほか、自由討議では「沖縄における航空機整備事業推進の提言は面白かった」「本格的なコンベンションホールを建設する必要がある」「千歳空港と比較すると那覇空港での食事やお土産品の充実度に課題を感じる」など、多くの意見が出されました。

「宿道」VOl.32にエッセイを寄稿していただいた又吉真由美氏(EN GROUP LIMITED 代表取締役)は、香港を中心にアジア各地に飲食店を展開する事業家としての立場から意見を求め「現在約30日かかる船便で、市場規模の大きい香港・マカオ向けに商品を取り寄せたら消費期限切れのこともある」と一刻も早い香港航路復活について「スピード感のイメージがあったら教えて欲しい」と質問していました。
又吉さんエッセイ
又吉さんエッセイ(1.5MB)

今後、どのような提言が取りまとめられるのか、興味深く見ていきたいと思います。

コメントを残す