広報誌「宿道」34号発刊しました。

~「しまたてぃ」の兄貴分「宿道」もよろしく~

「宿道」34号表紙

当協会の広報誌「宿道」の最新号が本日納品されました。
「宿道」の創刊は「しまたてぃ」より古く、1993(平成5)年5月に沖縄ブロック道路広報連絡協議会の道路広報誌として発刊。以後、2008(平成20)年3月号まで15年、29号まで継続発行しました。
その後、30号からはコンセプトを受け継ぎ、当協会が発行しています。行政情報が中心の「しまたてぃ」と県民目線で社会資本整備を考える「宿道」という兄弟誌を両輪として、沖縄の社会資本整備の広報活動を展開しています。

34号では、いまアフリカで大活躍している北谷町出身の若き起業家 金城拓真氏(津梁貿易株式会社代表取締役社長)からエッセイを寄せていただきました。また、好評の「探訪・昔道を歩く」は小禄・豊見城間切境から兼城番所跡までを丹念に歩いたレポートが掲載されています。
沖縄市を取り上げた「街路樹が彩る沖縄の道」や不発弾発見・磁気探査の現場レポートも興味深い内容となっています。

「しまたてぃ」同様「宿道」もあわせてお読みいただければ幸いです。

「宿道」は県内金融機関を中心に店頭でご覧いただけます。また、当協会入り口ラックにストック展示しており、ご自由にお持ち帰りいただけます。

しまたて協会広報誌ラック

ホームページリニューアル

~普天間三叉路界隈を歩きました~

建設情報誌「しまたてぃ」のホームページが新しくなりました。
従来の紙媒体「しまたてぃ」で誌面化できなかった画像や動画など掲載します。またブログで日々の取材や編集で感じたことなどを日誌風にお伝えし、「しまたてぃ」をより身近に感じていただければ幸いです。どうぞ、お付き合いをよろしくお願いします。

さて連載中の「沖縄の戦後を歩く」シリーズ第7弾は、普天間三叉路界隈を取り上げます。

2月9日の土曜日、普天間山神宮寺の住職、金城啓雅さんのご案内で普天間の路地裏をNPO法人「沖縄ある記」のみなさんと一緒に歩いてきました。

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スタートはお膝元の神宮寺と普天間宮から。神宮寺では山田真山氏(1885-1977、彫刻家、日本画家)製作の観音菩薩像を特別に見せていただきました。なんだか自由で美しい観音様にうっとり魅せられました。

そのあと、お隣の普天間宮の洞窟の中へ。鍾乳石が天井から逆さに林立しているが水滴は垂れておらず、ジメジメした湿気のない厳かな空間でした。住職の金城さんは「子どもの頃は今のような囲いもなくここでよく遊んだものですよ」と久しぶりに来て嬉しかったようで、少年のように微笑んでいました。

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このあとも地元で育ち青春時代を過ごした金城さんとっておきの普天間界隈の案内が続きます。やはり米軍基地に囲まれている地域だけに、迷い犬のポスターも普天間はひと味違っていました。木製の窓格子のデザインもほかの地域では見かけません。路地裏を歩かなければ気づかない「街の機微」みたいなものも「沖縄の戦後を歩く」シリーズでお伝えできればと思います。

では、詳細は3月末発行の「うりずん」をお楽しみに!